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PINARELLOの本気、DOGMA Fについて!Part.2


こんばんは!
MADONE SLRの純正ハンドルステムの実測重量に驚きを隠せないスタッフミノルです。(薄々ステムが重いとは感じていましたが…)
ポジションにお悩みでないお客さまはRSLハンドルバーへの速やかな交換を推奨いたします。
また気が向いたときに実測重量は公開するつもりです。

前回に引き続きPINARELLOの最新作「DOGMA F」について、フレームセット935,000円という衝撃的な価値に至った本気の作り込みについて全力でご紹介いたします。












↑前回まで
これまでの歴代DOGMAに共通する事が多い部分の紹介でした。

今回はF12から進化したポイント、それを実現するためにどこを変更したのか?
詳しく紹介していきます。

今回大きな変更として空力性能を突き詰めた結果、全体的な形状がシャープになった事があります。
わかりやすいのがシートポストの幅です。
細くなったことで人差し指1本分ほどの幅となっています。(現物を見ている営業さん曰く親指は余裕ではみ出る。)








これはエロいとかコメントされても仕方がないほどですね❗
しかし、空力面での進化はどのメーカーも行っているところなので特別といえるポイントではありません。

シートポストが27g、フォークが58gの軽量化を果たしています。
個人的なイメージですが、柔らかいフォークを採用する自転車ほど下りは不安定になっていると感じます。








しかし、PINARELLOは乗り心地、剛性、安全性(強度)を損なうことなく軽量化を行っています。

特にハンドリングについては今の自転車業界で別の次元にあると豪語するほどです。
実際にDOGMAに乗ってみるとわかりますが、冗談抜きに下りでの安定性はずば抜けています。
過去に最も下りで恐怖心が吹き飛んでいたのは間違いなくDOGMA(F12)でした。
スピードメーターを見ると恐怖を感じます(笑)

そのフィーリングを損なわず今回の大幅なフォークの軽量化は根本的に素材から最高級なT1100カーボンを使用しているからこそ実現できる究極の軽量化だと思います。

フレームはこれ以上軽くするとフィーリングを損なう可能性や、PINARELLOが求める安全性が損なわれることから軽量化されていません。

軽量化はその2点のみならず、ヘッドパーツ25g、スルーアクスル20g、ハンドル40g、そして極めつけはシートポストのヤグラ(サドルのレールを止めているパーツ)です。
3Dプリントで整形したチタンを使うことによって35gの軽量化を図っています。

他のメーカーでこの部分のパーツにアルミを採用せず、他の素材を使っている物はあまり見ません。
それだけ耐摩耗にも強度にも優れた軽い素材が見つからないということです。

今回はチタンを採用していますが、アルミと同じ形状では強度アップして重量も増加するだけなので、チタンに大きな肉抜きが施されています。(画像はサイクルスポーツさんの記事を参照してください)
チタンへのここまでの肉抜きは通常の加工では非常に難しく、3Dプリントで整形されています。









同様の技術を使っているセラ◯ックスピード社のビッグプーリーはなんと228,800円!
DOGMA Fの935,000円が少し安く見えてきました(笑)

今回のモデルチェンジでは徹底的に軽量化を図った事が最も強烈な内容となっているのは疑う余地のない部分と言えそうです。








その結果、画像のDOGMA F DISC(サイズ53、SRAM RED ETAP AXS、DT SWISS ARC1400 48mmモデル?(前後セット1550g)仕様で6.9kgとなっております。(DURAACE Di2仕様だと6.8kg)








参考までに私のLOOK 795 BLADE RS(2020モデル)が同コンポにONEAER DX5(前後セット1370g)で実測7.9kgです…(ほぼ8kgなんて言ってはいけない)
ホイールこっちのがかなり軽いのになんで1kgも差がつくんや!!
フレームセットがおmoiなんて口が裂けても言いたくないですね(笑)
ペダルやサイコンマウントなどを全て外しても恐らく300gほどしか軽くなりません。

MADONE SLR 9 etap(サイズ56)は同コンポにAEOLUS RSL51(1410g)で7.65kgとなっているのでエアロロードとしてはLOOKも悪くはありません。

DOGMA Fは業界屈指の空力性能を誇りながら、軽量化すればペダル込みの6.8kgを下回る事が可能だと思われます。








最後に他のメディアでは取り上げられていない地味な特徴としてDi2のバッテリー位置がBB周辺へ変更されている事も実践的な使い方をされる方には朗報です!
低重心になるだけでなく、BB下からアクセスできる様になっていることで遠征の際の飛行機輪行やトラブルなどでバッテリーを外すことになった際にシートの高さが変わってしまう、ケーブルをフレーム内へ落としてどうしようもなくなるなんて事件への対処も簡単です。




以上、カッコよくて軽くて空力性能が良くて安定性もピカイチなパーフェクトバイク、DOGMA Fのご紹介でした!

MADONEとEMONDAとで悩むような方、外観にもこだわりたい方、究極の1台が欲しい方にはおすすめ車体です。
ご予約や納期の詳細などは当店のスタッフまでご連絡くださいませ!