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大注目!ANCHOR初のハイエンドでエアロなディスクロード RP9

こんばんは!

最近はじめて二日酔いを経験したスタッフミノルです。(もちろん宅飲みです)久し振りに高校の同級生と飲みましたが、楽しい時間はあっという間ですね~

その分翌日は気持ち悪かったです・・・
緊急事態宣言も解除されましたが、もうしばらくはハメを外しすぎないように生活しようと思いました(笑)

さてここからが本題です!
絶賛大注目の最新バイク、ANCHOR(BRIDGESTONE)のRP9
9月発売とされているANCHORの最新技術が結集した車体です。

今回は60秒のロングPVが配信されましたのでご紹介いたします。

ここからは個人的な感想(考察)になります。
ただし、動画で紹介されているのはプロトタイプとのことなので現物とは異なる可能性があります。

今回のRP9は日本のトラック競技のナショナルチームが世界で勝利するために開発されたPRZとPRPをベースに設計されていることで有名です。
トラック競技といえば短距離種目が多いため凄まじい速度域での戦いとなるので、特に空力性能では世界トップクラスを要求される車体でした。
2020の世界選手権大会のケイリンでは脇本雄太選手が2位を獲得するなどの実績を残しています。

エアロロードというジャンルは初めてでも十分な実績を秘めている車体がベースとなった車体は確実に速いと思います。

最近流行りのUDカーボンではなくカーボンクロスを採用しているところが独特ですね!

UD(Uni Directional)カーボンは単一方向に繊維が並べられているため強度の強い方向と強度の弱い方向がはっきりしています。

クロスのカーボンはよく3kカーボンとか12kカーボンとか呼ばれる物でこちらのほうが一般的なカーボンのイメージかと思います。
カーボン繊維を縦横に織り込んだ物なので様々な方向に強いです。
編み方にも種類がありますが、気になる方は調べてみてください!(覚えてないだけ)

TREKのEMONDAなど最近の車体はほとんどがメインの素材にUDカーボンを採用している印象です。
勿論編み込む工程が増える分素材の価格はカーボンクロスの方が高価になります。

カーボンシートが裁断されている様子。

プリプレグ(樹脂の染み込んだカーボン繊維)を型に並べている様子。
ここでもクロスのカーボンが使われています。

窯に入れている様子。
中から圧力をかけながら熱を加える工程です。

フレームを分割した状態で入れているように見えますが、どうなのでしょう?
制作の動画はここまでで終わってしまっています。


今回のRP9はフォークだけカーボンの網目が細かいことが見て取れるので、決して見た目のために使用しているわけではなさそうです。
縦にも硬そうな雰囲気ですが、実際はどうなのか、個人的には乗り心地が最も気になる車体でした!

長々と書かせていただきましたが、結局の所PVでわかるのは速そうでカッコいいことだけです!
ジオメトリーなどの詳細な情報は未発表ですので、気になるところですね。

予約や最新情報について興味がある方はお問い合わせくださいませ!