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スタッフミノル ディスクロードを買う②

こんばんは!
ニューマシンの組み上がりが待ち遠しいスタッフミノルです。
とうとうブツが納品されました…

キタァー!
現物はカタログで見るよりもかなりきれいな色をしています。
LOOKの自転車が気になっている方は一見の価値があると思います!

【ここからが本題】
今回はLOOK 795 BLADE RS DISCの特徴について紹介していきます。
・3Sデザイン(スムース スウォード シートステー)
・ステム周辺のケーブルルーティング
・スピードリリーススルーアクスル
前回とかぶっている部分もありますが、気にしないで下さい(笑)

フレームを後方から撮影

3Sデザイン
初っ端から大本命であるスムース・スウォード・シートステー(3Sデザイン)についてです。
エアロロード最大の弱点である縦剛性の高さからくる乗り心地の悪さを改善することを目的に作られたデザインです。
よく見ると真っ直ぐな形ではなく弧を描くような形になっています。
この形状にしたことで、横には強く縦にはしなるようにできているそうです。
実走が楽しみな部分ですね。


ステム周辺のケーブルルーティング
一部からは不完全な○ドン(T社のエアロロード)などと非常に不名誉なあだ名で呼ばれているそうですが、その要因がこのあたりかと思っています。
確かに一見ケーブルの完全内装ができずに妥協したようにも見えてしまう部分ですが、実際に触ってみると印象は一変します。
整備性の良さは触ってみると完全内装化をしなかったことが納得できるレベルです。

分割されていないスペーサーは片手でハンドルを持ったままでも難なく付け外しできるし、ケーブルの通り道も大きめに取られているためワイヤーやホースの長さもそれほどシビアではありません。
自分でステムの交換やスペーサーの出し入れをするとこちらは明らかに整備の簡単さを求めたものになっています。

スピードリリーススルーアクスル
MAVICの独自規格スピードリリーススルーアクスルは通常のスルーアクスルとは違い12mmの穴が空いているところをさらに下だけ切り抜いたような形状になっています。

シャフト形状を見てピンときた方もいるかも知れませんが、この形状だとホイールからシャフトを完全に外さなくてもホイールを着脱できます。
左の方の12mmよりも少し細くなっている部分は太さがちょうどフレームの穴の下を切り抜いた部分と同じ経になっています。
そのためこのフレームからはスルーアクスルのネジを緩めるだけで、すぐにホイールを外せる便利な構造となっています。
シャフトの途中には抜けどめのパーツがあるので、シャフトだけがどこかへ行って探すなんてことも起こりません。

まとめると…
全体的に以前の795から整備性を大幅向上させたフレーム
振動吸収性の他にも空力性能の向上やBB付近の剛性の確保等語り尽くせていない部分もありますが、高い空力性能を維持しつつ整備性も含めてバランスよくまとまった感があります。
カタログで見るよりも車体の色がかなりきれいなので、現物を確認されることを強くおすすめいたします!
見える位置に置いておりますので、ぜひご確認下さいませ。

最後に実測重量を公開!
まずは大物から、繰り返しになりますがサイズはXSです。

小物類

残念ながら7kgを下回るのは難しそうな重量でした。
次回は組付け、選定したパーツの紹介です!